南の島で見た夢
朝まで飲んでた私達は、お昼手前に目が覚めた。
「里美ーおはよー。今日何時にあのバー行けばいいのかな?」
『んんー…。おはよー。』
「ねぇ、何時に行けばいいか 聞くの忘れたね(笑)」
『あっ、確かに(笑)どうしよっか』
美月がすごく楽しみそうにホテルの窓を開ける。
私の寝転がっているところからも、昨日のペンションが見えた。
「もう行っちゃう?」
美月が振り返って笑う。
『でもせっかく友達呼んでくれてるのに、うちらが待たせたら悪いよね。準備して 1回行ってみようか!』
私もすごく楽しみだった。
まだ沖縄に来て1日しか経ってなかったけど、すでに沖縄に魅了されていた。
それに、地元の人と仲良くなれるのは、特別な気がして嬉しかった。