南の島で見た夢

ペンションに着いた。

昨日は夜だったからわからなかったけど、よく見たらすごくかわいい オシャレなペンションだった。

バーの小窓を覗いてみても、電気もついてないし、誰もいなかった。

「まだ寝てるのかな?」

『でも、もう13時だよ?』

「とりあえず、1回ホテル帰ろっか」

『そうだね。夕方くらいに来よう』


二人がペンションの門を出ようとすると

「ぐっもーにん」

けんけんがバーから出てきた。


明らかに寝起きのけんけんは眩しそうに目を細め、頭をかいている。

『ぐっもーにん(笑)』

「けんけん、もしかして今起きたの?笑」

「そうさー。もう30歳だから体の回復遅いわけよー。」

『じゃあうちらまた夕方くらいに出直すから、オジサンはもう少し休んでー(笑)』

「なんでわざわざ帰るば?そろそろあいつらも来るから、中で待ってたら?(^^)」

昨日みたいに けんけんがバーのドアを開けて"どうぞ"ってやってくれた。

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