想いが届くその日まで《短編》
テスト当日。



1時限目、、2時限目、、3時限目、、4時限目、、。



が終わった。



「もぉーーー。つかれたーーー。ぜんっぜんわかんないよーーー。」



「愛希がちゃんと勉強しないからいけないんでしょ?」



「なに、それ。あたしだってあたしなりに勉強したから。」



ちょっと嫌なムードになった、



「でもさ、あの時勉強してたらこんなことにはなってなかったでしょ?」


「ちょっと、優羽。なんかさあたしのことバカにしてない?」



喧嘩腰に言われた。



「ちょっと、、愛希。あたしはあんたのためを思って言ったのよ?」



「綺麗事はよして。たしかにあたしもあそこで勉強してたらこんなことにはなんなかったけど、そこまで言うことなくない?」



「はいはい、ごめんなさい。これでいいんでしょ?」


あたしも悔しくなってつい反撃してしまった。



「は?なにそれ。まじ意味不明。ふざけんな」



バンッ



愛希は机を叩いて、行ってしまった。



絶対に謝らないから。あたしは。
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