believe




「ふぅ.......」






なん、とか。一時間目には間に合ったものの教室にはほとんど人がいなくて
悠登も途中でいなくなった








私も今日朝からおこったことをボーッと考えているだけで、授業もあんまりきいてないままお昼の時間になった







そういえばこのクラス。

というよりこの学校で女子を一人も見かけない








寂しいけどひとりでたべるか、




「 さてと 」






私はお昼のチャイムと同時に机の上にお弁当箱をひろげ卵焼きを口に入れようとした









「乙夏ちゃん!」



「うわっ!!!」


いきなり目の前に顔を出したの悠登



「びっくりしたぁ.....。て、てゆうかどうしたの?」




突然のことに、卵焼きを落としかけてしまった






「一緒にお昼食べよ‼︎みんな待ってる」





みんな....?みんなってあの屋上の人たちかな。






私が行った時明らかに邪魔そうな顔してたけど、、、











「邪魔なんかじゃないよ。」


私の心を見透かしたように言うから少し驚いた







「いや、でも....」

「いいからいいから、来ないと俺が怒られちゃう!」





笑いながら言ってくる彼







怒られる?なぜ、この人が?





意味はよくわからなかったけど



私のせいで彼が怒られるのも申し訳なくて屋上に行くことにした




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