believe
それからというもの、特に何の変わりもなく過ごしている日々
ただ、今までの日常的とかわったのは
放課後倉庫に向かう前に男装をして
鳳桜の幹部誰かが必ず迎えに来てくれること。
ただ、どうしても男装はなれない。
「ふぅー。」
なんて軽くため息をつきながら、誰もいなくなった校舎を、あるき
正門へとでた
ーーピロロロロ
軽快な音とともに画面を開くと
‘‘メール一件’’
の文字
「誰だろう...」
そう思いながらメールを見ると
‘‘春道”
と表示される
幹部のみんなとメアドを交換してからというもの、特に使うことはなかったので
急なことに少し驚いた
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わるい。今日急用ができて迎えに行けなくなった
1人で倉庫来れるか?
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なんていう、なんの可愛らしさもないメール
「...よしっ、そーしんっと!」
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大丈夫、がんばって!
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という、これまた私も女子力の低い文章だった
「ちょっと、スーパー寄ってこうかな〜」
私は一度家の方に戻り、近くのスーパーに寄ることにした
「ん...?」
近道の路地裏を歩いている時だった。
私の目線の遠くに見えたのは、
複数の男にむりやり車へと押し込まれていく
蓮の姿だった。