believe
ーーパシャン
ドアが閉じた、
その瞬間一気に周りの視線を感じる。
無言の圧力とはこいうことかと、改めてわかった気がした
だけど、
この状況はかなりやばい....。
とりあえず外に出ることにした私は椅子から立ち上がる
その時だった
ーーパシッ
ん?なに!?
掴まれた右手の方を見ると、ゆうとと呼ばれる男がニコッと私に笑いかけ
「 きて 」
と、それだけ言って私を教室から連れ出す
「え...ちょっ..どこいくの⁉︎」
必死に走りながら問いかける
「ねぇ!聞こえてる?ねぇってば!!」
は?なんなのよこいつ!
「面白くなりそうだ」
ふふっと笑いながらいった言葉は私の耳には届かず
ただただイラつきながら、必死に階段を登っていった
○*○*○*○*○*○*○*○
「よし!ついたっと」
止まったのは一枚の扉の前
「....ここ?」
そう尋ねると男はニコッと頷きながら扉に手をかけた