灰色の世界
私は両手で手紙を持つ。
やるコトは決めてある。

いつも通りに…

ビリッ!

破るだけ…。



いくらオジサンのお願いでも、こんな『私』にした上の人間達を許せないのは変わらない。

許すコトは
あの『私』の存在を認めると言うコト…。


それだけは…
出来なかった…。
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