10回目のキスの仕方
あとがき
 最後まで読んでくださってありがとうございました。執筆開始の時期を見ましたら1月4日で焦りました。びっくり。ほとんど半年ですね。久しぶりの長編でした。楽しかったです。ここではあとがき的に色々書き連ねたいと思います。

 ひとまず今はやっと終わったという満足感でいっぱいです。とっても可愛い子たちでした。そして特に書き残したものもなくて本当に終わりだーって感じです。明季と洋一はもう少し気になるところでもありますが、でもあのくらいの距離かなとも思います。
 題名から降ってきたのでそれに付随して話を考えましたが、思ったよりも美海が重たい女の子になってしまって前半はだらだらと重たくなってしまいましたが、残りは全て圭介に頑張ってもらいました。ありがとう。君がいなかったらただの暗い女の子がただただ暗い話で終わってしまうところでした。
 女の子を暗くしようと思ったら明季まで暗くなってしまったんですが、美海より明季の方が本質的にはダークなイメージです。家庭的にもそうですが。家庭って大事だなぁと思うことがよくあるので、女の子たちには家庭を引きずってもらいました。その辺は書くのも楽しかったです。
 純愛と思って書いてましたが果たしてこれは純愛だったのか…と思います。蓋を開けると、愛情を上手く受け止めることができなかった女の子が、愛情に満ちた男の子と出会って生き方を改める話かと…恋愛じゃない…。

 10回目のキスの仕方という題名ではありますが、キスの回数自体は10回よりは多くてですね…。
 ただ、10回分、いろんな場所に、いろんなシチュエーションでキス!ということにしました。一応被ってないはず…。はい。大変だった…。

 さて、のろのろ更新だったにも関わらず本棚に入れてじわじわ読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。
 一気に読んでくださっている皆様がうつ病にならないことを願っています。ダークですみません。ダークなところを書いているときの私の精神状態がダークだったのです。すみません。

 では、次こそラブコメを書こうと思っていますので、またお付き合いいただけると嬉しいです。
 最後まで彼らの行く末を見守ってくださり、本当にありがとうございました。

2015.6.29
春風 夢海
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