バレない嘘をついてよ。

私は助けない。

面倒なことは嫌だし。
私はただの傍観者。


「はぁー、しょうがないな」


マヤはため息をつき、ゆっくり席を立った。


何する気なの?……見て見ぬ振りをすればいいものなのに。


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