バレない嘘をついてよ。

「あっ……」

「……佐伯? 」



何でいるのよアイツ。
絶対、図書室にいる人じゃないでしょ。



「お前、図書委員だったんだな」

「違う。……てか何で、夜神がいるの」

「……別に気分だよ、気分」




と言って本棚の方に向かって行った。


夜神でも、本読むんだな。
ちょっと意外だったかも。




ぼーとっ考えてたら、
睡魔が襲ってきた。


だんだん視界がぼやけてきた。


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