黒猫に恋をした

「そうだね……」


龍也様は子供みたいに星を眺めている
『あの、龍也様

友達…に…』

龍也様なら友達になってくれる…かな

「うん?友達?」

龍也様は少し考えて
「あ、友達になってほしいの?」

『ぇ…あ、はい/
友達少なくて祐史様しかなかいいひといなくて…』

「いいよ。僕でいいなら

友達少ないなら言えないこともあるでしょ?
だからこれからは僕に言いたいこというんだよ?」

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