宿命の奇―destiny―
「おはようさん♪さん♪せーちゃん」小闇ちゃんの明るい声で起きた。

「起きてくださいよ~♪」小闇ちゃんが近づいてきた。

「小闇ちゃんがKISSしてくれたら起きるよ」冗談で言ってみた。

ロリコンじゃないはずだから。たぶん。うん?うん。

「甘えん坊さんですね。しょうがありませんね」小闇ちゃんは、近づいてきた。

ホントにしてくれそうに近い。

「小闇ちゃん??」

「黙っててください。せーちゃんが言ったんですからね」

いや、冗談・・・。冗談だってば。

少しすると、お腹に激痛が走る。

「痛っ!!」

「せーちゃん?起きますよね??」悪魔の笑みだった。

「はぃ。起きます!起きるから」僕は、目覚めの悪い起き方を知った。

そして、いつものように小闇ちゃんを怒らせ、朝ごはんを摂った。

家を出て行き、奏譜の家に行った。
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