宿命の奇―destiny―

気管帰館

「うっ!ゲホ!!ゲホ!!」僕は、むせかえった。

周りを見回す。

目の前には、眞人の屍体。

__うわっ!!うっ!気持ち悪い_____

あいつがやったのか。

無幻 零かぁ。

僕は、起き上がりホコリを払って、図書室を出た。

平然と何もなかったように・・・・。

その後僕は、マンションに戻ってすぐ風呂に入った。

お腹に痣ができていた。

風呂の壁を拳で殴った。

くっそ!なんで!?僕のせいだ!!

風呂から出ると、小闇ちゃんが居た。

「せーちゃん?」首を傾げながら問いかけてきた。

「どうしたんですか?髪ちゃんと拭かないと」髪を拭いてくれた。

「なんでもないよ」僕は、座った。

「なんでもないようには見えませんが・・せーちゃんがいうのなら従います」

「ご主人様に仕えるメイドみたいに言わないで」

___僕みたいな奴に仕えるなんて一生ないように願うよ______
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