宿命の奇―destiny―
「ふぁぁぁ」大きなあくびをした。

さてと、

僕は、学校へ向かった。

目的地は、変わらず。

「なぁ?」ウザイやつが来た。冬間冬真

昨日は、いなかったのに。

「なぁ?聞いてんのかよ!また、無視かぁ?」冬真は、続けて話しかけたきた。

「あのさぁお前に聞いてほしいことあんだけど」冬真は、僕の腕をつかんで学校のカフェに引きづられた。

痛いっての。

「でさぁ。お前について来てほしいんだけど」

「どこに?」関わりたくない。関わるな。いやそうに答えた。

「早衣の祀りって島なんだけど親戚が今度パーティをするんだって」両手を合わせてお願いしてきた。

「お前の親友呼んでもいいしさ。頼むあそこいくの怖いんだって色々噂あるし」

噂かぁ。だったら奏譜を連れて行けるかな。

玖珠崎 奏譜 僕の親友。

「まぁ聞いてみないと分からないけど」

「ってことは、親友がいいって言えばお前来てくれるのか?」

「まぁ。それじゃ。また明日。この時間ぐらいに」僕は、席を立ってマンションに帰った。

< 8 / 14 >

この作品をシェア

pagetop