恋する気持ち

ある日


私はごみを捨てに行っていた


その帰り道


「ねぇねぇ、君可愛いね?名前は?」


知らない男の人に話しかけられた


何?この人


「急いでるので」


早く帰ろう


「いいじゃんべつに」


男はそう言って私の腕をつかんできた


「ちょっと、やめてください!」


っ、誰かっ


グイッ 


えっ?


私は誰かに抱きしめられた


「コイツ俺の女だから」


俺の女


その言葉が頭の中でリピートする


すると男は舌打ちをして行ってしまった
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