恋する気持ち


優しく体を離される


そこにいたのは


「っ!」


あの人だった


「大丈夫か?悪いいきなり」


「いえっ、あのっありがとうございました」


私は深く頭を下げる


「いやべつに」


「お、お礼しなくちゃ」


「そんなのべつに…」


近くに自動販売機を見つけた


「あっ、コーヒーでいいでしょうか」


自動販売機にお金をいれてボタンをおそうとした瞬間


カラカラ


お金がでてきた


「あの?」


「これじゃなくてあんたの店のがいいんだけど。ちょうど行こうとしてたし」


「っ//はい//」
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