[中]cherish!!
この声は………
茉李!?
少し小走りで茉李の部屋の前まで行き、ドアをノックすると、勢い良く出て来た。
(もうちょっとでドアにぶつかるところだったし……)
「理恵ー!聞いてぇ!」
もういくらでも聞くわよ。
「克巳がぁ…」
ポポッと頬をピンク色に染める茉李。
「明日の土曜日に二人で遊ぼうだって!」
スゲー幸せオーラ……。
目がすごいキラキラしてるし。
「マジ!?良かったじゃん!頑張れ!!」
「ありがとぉ、理恵ぇ!!」
「んじゃ、今からトレーニングするからジャージに着替えて来るね!」
「あ、私も一緒にトレーニングしていい?」
「もちろん!!じゃ、着替えたらトレーニングルームに集合ね!」
「ウン!!後でね!!」
私たちはいったんそこで別れた。
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