高校球児に女子大生が恋をした。


胃っていいのか、いや、今ここでいってもフられるだけ?



そんなこともう考えていられなかった。





気づいたら、




「いるよ。」





の一言。






「俺もいるんです。」






ひろが返してきた。




「…すきなの。」







電車がホームを通過していった。






ガタンガタン…ゴトン…








電車が通り終えると



彼はにこっと笑っていた。








「俺も好きです。
 俺と付き合ってください。」







「よろしくお願いします…」





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