高校球児に女子大生が恋をした。
すると佑都が合流した。
「ねー、佑都、あそこの高校生らの中にね、ひろくんが居たんだよね…」
「は?まじ?」
さっちゃんが小声で佑都に伝えた。
先を歩いてる美羽と隼人には聞こえないように。
「まだひろくんのこと気にしてるからな、あいつ。」
「自分ではもう平気だよって言ってるけどやっぱまだ無理だよね…」
「ひろくんの後ろから女の子が抱きついたんやろ?
んまあ、確かに前までひろくんはそんな事されるような感じじゃなかったしね。」
「ちょっと美羽、ショックだったんじゃないかな?」
「そうだよな…。
おい、美羽と隼人ー!ここら辺にしようぜ!」
「あっ、うーん!いいよー!」
私は笑顔をつくった。
「またあいつ作り笑いしてるな。」
「佑都にもわかるようになった?」
「当たり前だろ。もう何年の付き合いだよ、俺ら。」
「私、ちょっとトイレ行きたいからいってくるー!」
私はトイレに行きたくなったため、トイレへと向かった。
「一人で平気?」
「うん、全然大丈夫!」