蕾 〜A bud of fate〜

心読まれたのかな?
なんかいきなり尻蹴られた。
痛い。痛いよ馬鹿。


「痛いって!……まぁとにかく……器具をどう使おうが……痛っ……俺には関係ない………痛ぇっ……が…確かにこんなに………ぎゃっ………器具が…………揃ってる病院………ぁ痛っ…なんて…なさそうだな…。」

まだ蹴りやがる…
尻が崩壊しそうだぜ☆キラーン




「でしょぉ?…あ!最近、大きな病院できたって聞いたよぉ。小さい病院の人間や器具などを一カ所に集めたって。」



って言いながらも俺の尻を蹴り続ける。

止めろ!!
綺麗な尻が、いびつな形になるだろうがぁぁぁあああ!









「マジで?……ってかうるせぇな…授業中じゃないのか?」


俺の尻がキラーンってなる前に蹴りを止めてくれた。

マジいてぇ。






あれ?そういや、こいつ病院の事…なんか詳しくね?
これが普通なのか?
俺が世間知らず…?
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