蕾 〜A bud of fate〜
「花朔さぁん?これさぁ…もしもやるとしたら、もちろん喜んで手伝ってくれるんだろうなぁー?」


俺はニヤニヤと笑いながら花朔の顔に紙を押し付け続ける。


すると、猫己が口を開き


「怖っ!」

「なにがっ!?」

「顔がっ!」

「なんで!?」

「知らにゃい!」
すごいリズムで会話が流れた。
綺麗に流れたよ。うん。

そんで4時間目が始まりました。
綺麗に。うん。







4時間目?
あぁ。

俺が、現世にお別れを告げ、旅立とうとした時に、隣の花朔君がいきなり黒魔術してみたいとか言うからさ。



お前いきなり何なの?
死ぬの?
馬鹿なの?
もう手遅れなの?
頭に何か沸いてんの?
ってずっと罵ってたら授業終わってた。


すげースッキリした。
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