龍蝶~闇に隠された愛~【下・完】

「一翔にはよかったのかもね。」


「…それはどうですかね…」


「え?」


浅緋はそう言うと帰ってしまった。


「今誰かいたの?」


プレゼントを決めたらしく買ってきた梨湖が聞いてきた。


「あ、ううん…。」


「そっ…。銀色とピンクにしたんだ!やっぱり属にいう不良だから水色とはダメかなって…」


「そっか、喜んでくれたらいいね。」


「うんっ!」


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