龍蝶~闇に隠された愛~【下・完】

それから私たちはお寿司屋に行った。


「梨湖は、黒蝶にいるんでしょ?」


「うん。全と一緒にみんなを支えていこうかなって。」


佐絵子さんは私たちの会話をただ聞いてるだけだった。


「梨湖…。あの話があるんだ。」


突然佐絵子さんが口を開いた。


「…。」


梨湖は食べるのを止めはしなかった。


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