白狐x黒狐
黒い狐「また…またこの仕打ちか、俺らはこの世界を守っているというのに…それを知らずに…!」
耐えきれなくなった黒狐が噛み付こうとした。

ゴッ

白い狐が頭突きをして黒い狐に呼びかけた。

黒い狐「! だって、お前…」

白い狐「ダメだよ、荒ぶっては。確かにひどい仕打ちだと思う。でも、この姿さ。いじめられるも当然さ…。」

黒「…」

バシッバシッ

白「今日も俺たちは子供に物で叩きつけられる、生まれた時からそういう運命だったんだ」

黒「シロ…」

ガッ

黒白「ゴフッ…!」

子供1「あーあ もう限界かー」
子供2「仕方ないよー もう何回叩いたか」
子供3「そろそろこいつらも あいつに渡すべきかなあー」

黒「まだ…試練は終わらないのか」
白「運命、だよ」



そんな時だった。
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