白狐x黒狐
バッ

白「そうはさせないよ…ね、クロ?」

黒「おう、守ってもらった恩は返すのが礼儀だぜ…」


紺「き、狐さんっ!?」
笹ノ「紺、だ、大丈夫!?」

白「この鋭い牙は君たちの棒切れの何倍も強いからねー」

ガッ

子供1、2「ひゃああーーー!」

ダダダダッ

黒「おい、紺と笹ノって言ったか?怪我ねえか?」
紺「えへ、大丈夫だよ!狐さんたちに守ってもらったおかげで!」
黒「おう…」
白「君たちはなんで僕らを助けたの?」

紺「それは、ねえ…」
笹ノ「僕たちも髪が黒と白で、同じように叩かれるの!」
紺「狐さんたちも一緒だったから…僕、嫌な気持ちになっちゃった。」
黒「ふん、そうか…もらった恩は忘れねえぜ、いつか助ける。」
紺「? うん、なんかよくわかんないけどありがとう!」
笹ノ「ばいばい!狐さんたち!」

タタッ

黒「行った…か。助かったな。」
白「はい、おかげでね…」

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