白狐x黒狐
黒「し、ろ…?」

白「空を見上げてくれ、今まで見えていた星が見えなくなっている。どういうことかわかるよな?」

黒「俺たちの姿では…地上の空気に合わない…目も見えなくなってきている…」

白「そうだ、だいぶ体に毒が蓄積している。寿命が近いんだ…」

黒「なら、こうしよう…」

白「俺も考えてたよ。」

黒「この力を紺と笹ノに授ける!」

白「この世界にあった体を持つ彼らなら大丈夫だろう。そして僕たちが見えるということは、魔法界でも生きていける。」

黒「そうしよう…僕らは還るべきなんだ。」

白「ああ…」









白は思っていた。

『嫌な予感がする…。』
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