泣き虫彼氏と強がり彼女。【上】
「ごめんっ…麗都…っ
私っ…私がっ…聞いていれば…っぐすっ…」
蓮唯は泣きながら言う。
そんな蓮唯を強く抱きしめた。
「お前のせいじゃないよ。
蓮唯。お前はお前が信じた道を歩んだ。
お前があいつを好きだったから信じようとしたんだ。
お前のせいじゃない。
家柄のせいでもない。あいつ自身のせいだ。」
麗都はそういう。
「私っ…私っ…」
「留学の話、もらったんだろ?」
麗都が聞くと蓮唯は首を縦に振った。
「行けばいい。
お前を悩ませたものはもうないだろう。
これでいけるじゃないか。」
麗都は嬉しそうにだけど寂しそうに笑った。
だが、蓮唯は首を横に振った。
「無理っ…いけない…。」
「どうしてなんだ?」
「私…好きなの…優をっ…」
「何言って…家柄も違うんだぞ!!
それになにを言われたのかわからないけど、
お前をこんなに苦しめたんだぞ!?」
「わかってる!!わかってるけど…。」
私っ…私がっ…聞いていれば…っぐすっ…」
蓮唯は泣きながら言う。
そんな蓮唯を強く抱きしめた。
「お前のせいじゃないよ。
蓮唯。お前はお前が信じた道を歩んだ。
お前があいつを好きだったから信じようとしたんだ。
お前のせいじゃない。
家柄のせいでもない。あいつ自身のせいだ。」
麗都はそういう。
「私っ…私っ…」
「留学の話、もらったんだろ?」
麗都が聞くと蓮唯は首を縦に振った。
「行けばいい。
お前を悩ませたものはもうないだろう。
これでいけるじゃないか。」
麗都は嬉しそうにだけど寂しそうに笑った。
だが、蓮唯は首を横に振った。
「無理っ…いけない…。」
「どうしてなんだ?」
「私…好きなの…優をっ…」
「何言って…家柄も違うんだぞ!!
それになにを言われたのかわからないけど、
お前をこんなに苦しめたんだぞ!?」
「わかってる!!わかってるけど…。」