泣き虫彼氏と強がり彼女。【上】
(どうして蓮唯は怒ってるんだ…?)
麗都は考えながら渋々リビングに降りていった。
「なんなのよ!!」
〝バンッ!!〝
蓮唯は勢いよくカバンを壁に投げつけた。
「はぁっ…」
(意味わかんない!!麗都のバカバカバカ!!そうやってすぐ謝るから…)
「…あや…まる…?」
(なんか…優に似てる…。)
蓮唯はなぜ自分が怒ってるのかわからなくなってしまった。
〝コンコン〝
「れ、蓮唯…凄い音がしたけど…」
扉越しに聞こえるのは麗都の声。
蓮唯の投げつけたカバンの音に驚いて二階に上がってきたのだ。
「なんでもない…。」
蓮唯は落ち着いていう。
そして扉を開けて言った。
「さっきは怒ってごめん。別に麗都に怒ったわけじゃないから…。
ただの八つ当たり。ごめん。」
そう言ってまた部屋にこもった。
麗都は考えながら渋々リビングに降りていった。
「なんなのよ!!」
〝バンッ!!〝
蓮唯は勢いよくカバンを壁に投げつけた。
「はぁっ…」
(意味わかんない!!麗都のバカバカバカ!!そうやってすぐ謝るから…)
「…あや…まる…?」
(なんか…優に似てる…。)
蓮唯はなぜ自分が怒ってるのかわからなくなってしまった。
〝コンコン〝
「れ、蓮唯…凄い音がしたけど…」
扉越しに聞こえるのは麗都の声。
蓮唯の投げつけたカバンの音に驚いて二階に上がってきたのだ。
「なんでもない…。」
蓮唯は落ち着いていう。
そして扉を開けて言った。
「さっきは怒ってごめん。別に麗都に怒ったわけじゃないから…。
ただの八つ当たり。ごめん。」
そう言ってまた部屋にこもった。