泣き虫彼氏と強がり彼女。【上】
「母さん。
自分の将来を探して欲しいって言ってたじゃん。
今蓮唯は見つけたんだよその将来を。」
麗牙は蓮唯の肩に手を置き言った。
「麗牙…。」
「母さんと父さんの子だよ蓮唯は。
芸能界でもやっていけるし、音楽の世界にだって溶けられる。
その素質を持っている。そうだろ?」
「麗都…麗牙…。二人がそこまで言うなら…。
わかったわ。だけど蓮唯、約束して。」
美麗は蓮唯のそばにより言った。
「しっかり麗都に連絡をとること。
音楽がダメなら芸能界に入ること。いい?」
蓮唯は強く頷いた。
............................
「だからお前は甘やかすなって言われてんだ。
わかったか」
楓はそう言って扉を閉めた。
「それでも…それでもこれは…っ」
蓮唯はその場に崩れた。
「蓮唯ちゃん。今からでも間に合うよ?
セレブ科に入る?」
「…亜藍…理事長…。」
亜藍は蓮唯を理事長室に入れた。
「さて、蓮唯ちゃん何がったのかな?」
亜藍はココアをいれて座っている蓮唯の前に出した。
蓮唯は小さく「ありがとうございます」と言い一口のんだ。
「私…お母さんみたいになりたくてここに入ったんです。」
「うん…。」
亜藍は優しく相槌を打ちながら聞く。
「お母さんが私を心配してくれてるのは嬉しいです。
だけど楓さんの態度を見ると音楽の世界はこんなんじゃないって…。
現実思い知らせた気がして…。」
蓮唯がそう言うと亜藍は一通の手紙を前に出した。
「これ…この前私が…」
「そう。これ初日初登校の時蓮唯ちゃんが僕に届けてくれた手紙さ。」
「読んでみな?」
亜藍の言う通り蓮唯は手紙を開いた。
自分の将来を探して欲しいって言ってたじゃん。
今蓮唯は見つけたんだよその将来を。」
麗牙は蓮唯の肩に手を置き言った。
「麗牙…。」
「母さんと父さんの子だよ蓮唯は。
芸能界でもやっていけるし、音楽の世界にだって溶けられる。
その素質を持っている。そうだろ?」
「麗都…麗牙…。二人がそこまで言うなら…。
わかったわ。だけど蓮唯、約束して。」
美麗は蓮唯のそばにより言った。
「しっかり麗都に連絡をとること。
音楽がダメなら芸能界に入ること。いい?」
蓮唯は強く頷いた。
............................
「だからお前は甘やかすなって言われてんだ。
わかったか」
楓はそう言って扉を閉めた。
「それでも…それでもこれは…っ」
蓮唯はその場に崩れた。
「蓮唯ちゃん。今からでも間に合うよ?
セレブ科に入る?」
「…亜藍…理事長…。」
亜藍は蓮唯を理事長室に入れた。
「さて、蓮唯ちゃん何がったのかな?」
亜藍はココアをいれて座っている蓮唯の前に出した。
蓮唯は小さく「ありがとうございます」と言い一口のんだ。
「私…お母さんみたいになりたくてここに入ったんです。」
「うん…。」
亜藍は優しく相槌を打ちながら聞く。
「お母さんが私を心配してくれてるのは嬉しいです。
だけど楓さんの態度を見ると音楽の世界はこんなんじゃないって…。
現実思い知らせた気がして…。」
蓮唯がそう言うと亜藍は一通の手紙を前に出した。
「これ…この前私が…」
「そう。これ初日初登校の時蓮唯ちゃんが僕に届けてくれた手紙さ。」
「読んでみな?」
亜藍の言う通り蓮唯は手紙を開いた。