泣き虫彼氏と強がり彼女。【上】
「あ、迎えの車は麗都に頼んであるわ!!
さぁ、早くドレスに着替えちゃいなさい!!」
「ま、待って!!お母さん!
私…芸能界には入らないって…」
蓮唯は困ったように言った。
「蓮唯はそう言っていたけど…。
やっぱり入っておいたほうがいいんじゃないかしら…?
私はあなたの夢を応援しているけれど…。
ここで歌っておいたほうが後々、楽になると思って…」
(お母さんがこんなに考えてくれていたなんて…)
「それに蓮唯小さい頃はよくテレビ出ていたのよ?」
「は…?」
「CMのうたとか…歌っててね。
だからいいんじゃないかしら?」
美麗は笑顔で言うと玄関を出た。
さぁ、早くドレスに着替えちゃいなさい!!」
「ま、待って!!お母さん!
私…芸能界には入らないって…」
蓮唯は困ったように言った。
「蓮唯はそう言っていたけど…。
やっぱり入っておいたほうがいいんじゃないかしら…?
私はあなたの夢を応援しているけれど…。
ここで歌っておいたほうが後々、楽になると思って…」
(お母さんがこんなに考えてくれていたなんて…)
「それに蓮唯小さい頃はよくテレビ出ていたのよ?」
「は…?」
「CMのうたとか…歌っててね。
だからいいんじゃないかしら?」
美麗は笑顔で言うと玄関を出た。