泣き虫彼氏と強がり彼女。【上】
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「――――――はぁ…終わった。」

蓮唯は椅子にもたれ言う。

「上手かったよ蓮唯。

さすが俺の妹。」

「麗牙それは違うぞ!!俺の妹だ!!」

「初めての収録でもよかったよ蓮唯。

さすが僕たちの娘だ。」

「えぇ。」

(みんな好き勝手言って…)

蓮唯は呆れながらため息をつく。

「本当に上手かったわ蓮唯ちゃん。」

光は蓮唯の髪を解き言う。

「ありがとうございます。光さん…」

「疲れたでしょう?これ見た学園の先生驚くんじゃない?」

(あー…)

「…そうでしょうか…ね…」

蓮唯はお茶をのみ考えた。

(佳先生にテレビ出たって言ったらどうなるかな…

まだ早い!!とか言われる…?

てか…優に見て欲しいな…)

「――――い、れい…蓮唯!!」

「ふぇ!?」

「そんなところで寝るな。

風邪引くぞ?ほら、帰ろう?」

麗都はそういい蓮唯に手を差し出す。

「…うん。」

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