泣き虫彼氏と強がり彼女。【上】
.........翌日.........

「おはよう蓮唯!!」

朱音が後ろから声をかけてくる。

「おはよ…。」

「テレビ見たよ!!

可愛かったね!!」

「本当…?よかったぁ~」

蓮唯は朱音に言われ、嬉しそうに笑う。

「でもさ…なんで出てたの?

しまいには兄弟だって言ってたじゃん?

いいの?」

「んー…なんか言われた?

でも…いいのかもね。私もわからない。

いいのか悪いのかなんてさ…。」

「…そうだね!誰にもわかんないしねー。

うん。まぁ私はあんたが楽しければいいわ。」

朱音はそういい教室に入る。

(楽しければ…かぁ…。まぁ…楽しかったかな。)

蓮唯は昨日の事を思い出しながら笑った。






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