泣き虫彼氏と強がり彼女。【上】
夜空に輝く
ある日、
いつものように蓮唯は
優が学園を通るのを校門の前で待っている。
「はぁー…」
寒空の下かれこれ1時間は待っている。
蓮唯は冷たくなった手を白い息で温める。
「はぁー…」
時折スマホで時間を確認しながら………。
(遅いなぁ…)
スマホの時間はもう7時。
連絡が来たのは5時。
とっくに来て良い時間だが優は一度も校門の前を通っていない。
『今、どこにいるの?』
蓮唯は心配になり連絡を送った。
数分も経たないうちに帰ってきた返事。
『もうすぐ行くよ』
何もないただの返事。
それなのに蓮唯は嬉しくなる。
別に恋人同士だとかという関係でもないのに…。
いつものように蓮唯は
優が学園を通るのを校門の前で待っている。
「はぁー…」
寒空の下かれこれ1時間は待っている。
蓮唯は冷たくなった手を白い息で温める。
「はぁー…」
時折スマホで時間を確認しながら………。
(遅いなぁ…)
スマホの時間はもう7時。
連絡が来たのは5時。
とっくに来て良い時間だが優は一度も校門の前を通っていない。
『今、どこにいるの?』
蓮唯は心配になり連絡を送った。
数分も経たないうちに帰ってきた返事。
『もうすぐ行くよ』
何もないただの返事。
それなのに蓮唯は嬉しくなる。
別に恋人同士だとかという関係でもないのに…。