もう絶対に君を離さない!!
処置室に着くとすぐに指示を出す。

「挿管の準備!早く!!」

「低体温症を起こしている。体温、血圧、脈の測定」

「それから、モニターつけてくれ」

俺はルートを確保し、温めてもらっていた点滴を全開でつないだ。

「先生!体温34度、脈泊32、血圧測定できません。」

すぐに挿管して、からだを暖める。

幸い凍傷にはなっていないようだ。

ひと通りの処置を済ませるとICUに移動させた。
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