もう絶対に君を離さない!!
俺は、和也の葬儀の後、ICUに戻っていた。

実緒が、いつ目を覚ましてもいいように、できる限りそばに付き添い、手を握り声をかけ続けた。

体の方はほぼ回復していて、呼吸器も外すことができた。

でも、目を覚まさない・・・・。
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