もう絶対に君を離さない!!
その2
「・・先生・・お兄ちゃん先生、起きて!!」
「んっ?実緒どうしたの?」
すると、体をモジモジさせながら・・・。
「おトイレに行く」と言ってベッドから降りようとした。
でも、歩けず床にペタンと座り込んでしまった。
俺は、慌てて起き上がり実緒を抱いてトイレへと連れて行った。
今までどうしてたんだ?・・・。
そうか、ICUにいたからずっと導尿していたんだ。
「ねー。お兄ちゃん先生・・・。みおはどうして歩けないの?」
「前は、ちゃんと一人で行けたのに・・・。」
俺は、抱っこしてベッドに戻りながら
「実緒は、長い間ベッドで寝ていただろう。だから、力がなくなって歩けなかったんだよ」
「じゃあ。どうしたら歩けるようになるの?」
「んー。たくさん食べて元気になったらかな。」
そして、ベッドに座らせた。
「実緒ちゃんおはよー。朝ごはんだよ。先生と一緒にどうぞ」
「おはよー。えっと・・・。」
「やまもと・ちなつ です。ちなつちゃんって呼んでね。」
と言うとナースステーションへ戻っていった。
今朝のメニューは・・。ご飯と味噌汁、ノリと鮭だった。
実緒は同じものを、離乳食のようにした感じだった。
「じゃあ、食べようか。」
二人でいただきますをする。
でも、一口食べただけで手が止まる。
俺は、実緒に少し待っているように言うと自分の分を急いで平らげた。
そして、実緒を膝の上に乗せると、背中をさすりながら少しずつ食べさせた。
「ごちそうさまでした。」
なんとか半分ぐらい食べてくれた。
「んっ?実緒どうしたの?」
すると、体をモジモジさせながら・・・。
「おトイレに行く」と言ってベッドから降りようとした。
でも、歩けず床にペタンと座り込んでしまった。
俺は、慌てて起き上がり実緒を抱いてトイレへと連れて行った。
今までどうしてたんだ?・・・。
そうか、ICUにいたからずっと導尿していたんだ。
「ねー。お兄ちゃん先生・・・。みおはどうして歩けないの?」
「前は、ちゃんと一人で行けたのに・・・。」
俺は、抱っこしてベッドに戻りながら
「実緒は、長い間ベッドで寝ていただろう。だから、力がなくなって歩けなかったんだよ」
「じゃあ。どうしたら歩けるようになるの?」
「んー。たくさん食べて元気になったらかな。」
そして、ベッドに座らせた。
「実緒ちゃんおはよー。朝ごはんだよ。先生と一緒にどうぞ」
「おはよー。えっと・・・。」
「やまもと・ちなつ です。ちなつちゃんって呼んでね。」
と言うとナースステーションへ戻っていった。
今朝のメニューは・・。ご飯と味噌汁、ノリと鮭だった。
実緒は同じものを、離乳食のようにした感じだった。
「じゃあ、食べようか。」
二人でいただきますをする。
でも、一口食べただけで手が止まる。
俺は、実緒に少し待っているように言うと自分の分を急いで平らげた。
そして、実緒を膝の上に乗せると、背中をさすりながら少しずつ食べさせた。
「ごちそうさまでした。」
なんとか半分ぐらい食べてくれた。