もう絶対に君を離さない!!
私は目を瞑ると14歳の自分の姿がみえていた。

白石先生の声と共に、わたしの体は成長していく。

あれは、中学の卒業式の時・・・・。

そして高校入学したときの事。

これは・・・。そう思い出した。

原先生から春兄に主治医が変わって、初めての診察でドキドキした時だ。

それから、おじ様に保育士の学校へ進みたいとお願いした時。

それに、この楽しかった思い出は、和也とのものだ。

私の大切な大切な思い出ばかりだ。

そうよ!私達は幼馴染から、彼氏と彼女になってそれから・・・・。

この先にまだまだ大切な続きがあったはず・・・。

お願い!!私に見せて、そして教えて!!

あれ?どうして見えないの?

あっ!!頭が痛い!!
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