もう絶対に君を離さない!!
しかし、実緒が真実を知る時はそれから間もなくやってきたのだ。
思いも寄らない人物からだった。
俺はいつもの様に仕事を終えて戻ろうとした時だった。
急患が入ったからと言われ、救急センターのほうへ向かっていた。
そのまま、緊急のオペに入ることになった。
オペを終わらせ、患者の様態が安定したのを確認して、戻ろうとした時だった。
いきなりPHSが鳴った。
それは、原先生からだった。
実緒が病室で泣き叫び暴れていて、手がつけられないとのことだった。
どうやら、俺がオペの最中で連絡が取れず、原先生が急遽呼ばれたらしかった。
「何があったんですか!!」
「すみません。私が悪いんです。実緒ちゃん宛にハガキを事務の子から預かったんです。」
「春斗先生に直ぐに相談できるようにとポケットに入れていたのですが・・・。」
「うっかり、実緒ちゃんの前で落としてしまって、本当にすみません!!」
「千夏ちゃんは、悪くないわ!!春兄も原先生も酷い!!」
実緒は手にもっていたハガキをこっちに向けた。
それは、アメリカに行った麗先生からのクリスマスカードだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
。・:*:・゚Merry Christmas♪実緒さん
あなたには、色々と酷い事をして本当にごめんなさい。
和也が亡くなって3ヶ月がたったわね。
私は葬儀の後、アメリカに渡ったの。
それにね。最近素敵な人とも出会ったわ。
あなたも、春斗先生とは仲良くしてるのかしら。
横山 麗
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思いも寄らない人物からだった。
俺はいつもの様に仕事を終えて戻ろうとした時だった。
急患が入ったからと言われ、救急センターのほうへ向かっていた。
そのまま、緊急のオペに入ることになった。
オペを終わらせ、患者の様態が安定したのを確認して、戻ろうとした時だった。
いきなりPHSが鳴った。
それは、原先生からだった。
実緒が病室で泣き叫び暴れていて、手がつけられないとのことだった。
どうやら、俺がオペの最中で連絡が取れず、原先生が急遽呼ばれたらしかった。
「何があったんですか!!」
「すみません。私が悪いんです。実緒ちゃん宛にハガキを事務の子から預かったんです。」
「春斗先生に直ぐに相談できるようにとポケットに入れていたのですが・・・。」
「うっかり、実緒ちゃんの前で落としてしまって、本当にすみません!!」
「千夏ちゃんは、悪くないわ!!春兄も原先生も酷い!!」
実緒は手にもっていたハガキをこっちに向けた。
それは、アメリカに行った麗先生からのクリスマスカードだった。
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。・:*:・゚Merry Christmas♪実緒さん
あなたには、色々と酷い事をして本当にごめんなさい。
和也が亡くなって3ヶ月がたったわね。
私は葬儀の後、アメリカに渡ったの。
それにね。最近素敵な人とも出会ったわ。
あなたも、春斗先生とは仲良くしてるのかしら。
横山 麗
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