care~男嫌いな私とアイドルのあいつ~
好き
ライヴは無事に終わって、特別に私は
スタッフさんに楽屋を案内してもらった。
『こちらです。』
スタッフさんに指示されたとおり
扉をあけると
そこにはさっきまでドームの中で
歌って踊っていたcareのメンバー達が
くつろいでいた。
『夜遅いんで、あまり長居しないように
してくださいね』
「はい。ありがとうございました」
私がスタッフさんにお礼を言っていると
向こうから私を呼ぶ空の声が聞こえてくる
「美咲!!!!!!」
私はパッと振り向いて空の方を見た。
「空!!ライヴお疲れ様」
「ありがと。超楽しかった」
空と私が微笑みあっていると
「あれ?誰かと思ったら
美咲ちゃんじゃんっ」
「え?誰々その天使ー」
廉くんともう一人careのメンバーの人が
近づいてきた。