care~男嫌いな私とアイドルのあいつ~





「廉くん、久しぶりっ
     ナナセ リン
 えっとー七瀬 凜くん?」




私が廉くんにお辞儀してから
続いて明るい茶髪で女子のショートボブの
ような髪型をしている美少女(男)に
挨拶をした。






        アユカワ シュウ
「そう!!本名は鮎川 柊!
 柊って呼んで!!」




「わかった!えっと、、
 空の彼女の暁 美咲です」




私がそう言ってお辞儀をすると
柊くんが目を輝かせた。





「え!!君が噂の空の彼女!!?」






その弾んだ声に楽屋にいた
他のメンバーが一斉にこっちを見た。








「ちょ、柊、声でけーよ」



「あ、ごめ…」







皆の注目に体が震えてしまう。


私は何も言えなくて、
ただお辞儀だけすると



皆は一瞬びっくりした表情を

したけど、すぐに歓迎してくれた。












< 109 / 157 >

この作品をシェア

pagetop