care~男嫌いな私とアイドルのあいつ~
私の腕を掴む彼はあの前の席の
アイドルだった_…
「誰だよ。お前。今から俺ら
楽しい事すんだからさ、
離してくれない?」
「ちょ、優良、こいつあのアイドルの…」
一人がアイドルに気づきビックリして
私から離れる。
もう一人も目を大きくして
驚いてどこかに行ってしまった。
二人の男がどこかに行ったのを
確認するとアイドルは私に
ニヤッと笑い
「アイドルも、たまには
役に立つだろ?」
って笑った。
「ほんと、たまに。だけどね」