care~男嫌いな私とアイドルのあいつ~
「あのトイレどこですか?」
私はスマホを見ている
スーツを来た女性に話しかけた。
「あートイレならあっちよ。
てゆか、あなたどこの事務所の子?!」
女性は私の顔を見るなり
びっくりした表情をする。
なんだろう。
「あ、ありがとうございます。
いや、私は一般人の者で…」
見知らぬ人がいるから
怪しまれちゃったのかな。。
そしたら女性はパッと目を輝かせて
きて私の肩をガバッと掴んできた。
「良かったら、
あなたモデルにならない?!
あなた素敵よ。そこらのモデルより
綺麗だし、スタイルも抜群だし!!」
わ、わわ、わ私がモデル!!?
いやいやいや!
「そんな!私には…」
「じゃあ今からの撮影だけでも
いいから、お願い!!
実は今日撮影するはずだった
モデルが体調壊しちゃって…」
え。えええええ!!!
断りたいけど、この人そうとう
困ってるみたいだし、
少しくらいなら、、
「じゃあ、少しだけ。。
でも先にトイレに行かせて下さい!」