care~男嫌いな私とアイドルのあいつ~
私は息を切らして来た空を見つけると
ガバッと起き上がった。
「空!!…っ!!」
その時に殴られた時の痛みが全身に走る。
空は何も言わずに私のそばにやってきて
空が着てた上着を私の肩にかけてきた。
…あ。そうだ。私、裸だった…
私は今更ながら顔を赤くして
空の上着を着た。
「…お前が空?」
ずっと黙ってた春がギロリと
空を見上げる。
「そうだけど?で?」
空は春に負けない眼力で春を睨み返した