ずっと側にいてもイイですか?
私だけの執事さん!
文化祭当日!
私と葉月は今メイド服に着替えてると、「優紀、あのね昨日田山くんと付き合う
ことになったんだ。教室に残ってたら
告白されたの。」
えぇーーー!?
「ど、どういうことなの!?」
びっくり。葉月がね〜。
「田山くんが好きだって言ってくれたん だ。」
葉月うきうきしてるな〜。
「全員集合!」
委員長の田中くんが皆に声を掛ける。
そして、準備をし始める。
いよいよ。お客さんが入る時間だ。
緊張してきた!
そんなことしてると、もう客入れの時間。
私と葉月は、男性客が来ると
「お帰りなさいませ。ご主人様」
って言う。恥ずかしいよ〜…>_<…
男子は、女性客が来ると、
「お帰りなさいませ。お嬢様」
って声を掛ける。
私と葉月はオーダーを聞きに回る。
すると、私と葉月が男性客にオーダーをとってると、
「君たち可愛いよね〜、この後俺らと回
らない?」
って声を掛けられた。奥に戻ろうとしても、腕を掴まれて動けない!
助けて!みっちゃん!
あれ?体か浮いてるような。
「みっちゃん!なんで!」
田山くんも葉月をお姫様抱っこして、
「葉月大丈夫?怖かったね」
って声を掛けてる。
みっちゃんは、私をお姫様抱っこして、
「お迎えに参りましたよ。僕のメイドさ
ん。んじゃ、田山行くぞ!」
って言って田山くんとみっちゃんは葉月と私を抱えて走る。みっちゃんはドラキュラの格好をしてるから、まるで執事みたい。ん?ちょ、田山くん!?
田山くんは、葉月を抱えて空き教室に向かって走って行き、みっちゃんは屋上に向かってる様子。ってことは、2人きりってことじゃん!
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