アイドルに恋をして
①
「好きなタイプは?」
ータイプってのはあんまりないなぁ。
強いて言うなら、家庭的な子とか。
「年下?年上?」
ーう〜ん、年下?
「ズバリ!恋してる?」
ーうーん、秘密かな?
…おいおい、秘密ってなによ。
そこは、ノーコメントとかじゃないの?
しかも好きなタイプ、家庭的な子って初めて聞いたなぁ。
ふーん、そうだったんだ。
昼休み、雑誌を片手にランチ中。
今月はたまたま、ファッション誌のインタビューに答えるという企画が掲載されていて思わず真剣に読んでしまっていた。
「あっ、seasonsだ」
ドキッ。
読んでいた雑誌を上から覗かれる。
「…驚かさないでくださいよ」
「えー?何回も名前読んだのに、反応してくれなかったじゃん」
そう言いながら、隣にすわるのは職場の先輩のさやかさん。
名前呼ばれてたのか、気づかなかった。
ータイプってのはあんまりないなぁ。
強いて言うなら、家庭的な子とか。
「年下?年上?」
ーう〜ん、年下?
「ズバリ!恋してる?」
ーうーん、秘密かな?
…おいおい、秘密ってなによ。
そこは、ノーコメントとかじゃないの?
しかも好きなタイプ、家庭的な子って初めて聞いたなぁ。
ふーん、そうだったんだ。
昼休み、雑誌を片手にランチ中。
今月はたまたま、ファッション誌のインタビューに答えるという企画が掲載されていて思わず真剣に読んでしまっていた。
「あっ、seasonsだ」
ドキッ。
読んでいた雑誌を上から覗かれる。
「…驚かさないでくださいよ」
「えー?何回も名前読んだのに、反応してくれなかったじゃん」
そう言いながら、隣にすわるのは職場の先輩のさやかさん。
名前呼ばれてたのか、気づかなかった。