声なし姫〜空に羽ばたく声〜
回り始めた歯車
幸人side
プリ×プリが太陽と陽菜乃だとわかった日から一週間経った。あれから2人が学校に来ることはなく、先生に聞いてもわから無いの一点張り。
しびれを切らした俺らは柚月さん経由で柚子さんに2人の住所を聞いた。2人とも苦い顔してたけど、教えてくれた。一つの住所を・・・
何故一つだけなのか、どちらの家なのか聞いたがただ
「後悔すんなよ」
ただそれだけ、俯く柚子さんの代わりに柚月さんが俺たち、よいうより俺と宇美に言った。
何かはわからなかったけど俺たちは早急にその住所のもとへと向かった。
この角を曲がれば住所の所と言う所で角を曲がる前に俺たちは足を止めて立ち尽くしていた。
「うそ・・・」
「なんでだ?」
優希と明希がいう中で俺と宇美はボーゼンとしていた。
そう、俺たちの目的地に二人で入って行く所を・・・
その日は俺たちは帰り、翌日に陽菜乃と太陽は登校して来た