feelings~狼くんのお姫様~
私の冷めた言葉にその場がなにも言えなくなる
これでいい
もう1人にしてほしい
そうして帰ろうとしたとき足元がふらつく
ぐいっ
!!なっ
「まともに歩けねぇんだろうが」
私は凌也に支えられている状態だ
どんなに心が頑張っても体は正直だ
DVと男たちの蹴りはさすがに女の体には
無理がある
けど、
「だから、1人で大丈夫だってば!!」
私はそんな簡単に助けなんて求めない
一時的な優しさはかえって
私を苦しめる