feelings~狼くんのお姫様~
次の日、私はいとこのお兄ちゃんと買い物に出かけた
お兄ちゃんの彼女さんへのプレゼントを選ぶのを手伝ってほしいってことで
お兄ちゃん、ほんとかっこいいんだよね
優しいし
あ、相談してみようかあ
「お兄ちゃん!
もし好きな子に告白されて、
けど返事いらないって言われたら
どうする?」
「なに?告白されたの?」
「う、ん。まあ」
なんか急に恥ずかしくなってきた
「そうだなぁ。
逆に告白する
両想いならなにしようが問題ないだろ」
あ、そっか
そうだよね
ちょっとタイミングがわるかったからって
言うのやめたら
いつまでも伝わらないんだ
「なんか簡単なことだったね」
「だろ?ふはっ」
なんか、人物があほらしいわ
「あれっ、友美ちゃん?」
!!
「巧くん!」
まさかの本人登場
うわ、改めて考えると伝えるって
恥ずかしい
「巧くん。話があるんだけど」
「え、なに?」
「ごめん、ここでまっててくれる?」
お兄ちゃんに一旦まっててもらって
伝えることにした
今、決心したときにいわなきゃもう言えない気がした
「あの、私ね…
巧のこと…「まって!」
また遮らた!?
「まって、振られるんてしょ?
今の人彼氏?
なかよさげだしそうだよね」
へっ?なにっ、お兄ちゃんが彼氏?
「逆にいままで迷惑だったかな
ごめん
さすがに言葉をきくのがつらいか
言わないで
邪魔してごめん」
なにっ、どうなってんの?
誤解されんだよね
なんで降ったみたいになってんの?
もう、ほんとタイミングわるい!
ちゃんと最後まできけっての!
帰って行く巧くんを追いかける
「まって!勝手に解釈すんな!
最後まで人の話をきけ!」
服をつかんで叫んだ
「えっ、友美ちゃん?」
もうぜったいまってやらないんだから
こっちからせめてやる
「私は巧くんが好きなの!
さっきのはいとこのお兄ちゃんで
いっしょにプレゼント選んでただけ!
返事は最初からOKだよ!」
言った!
言い切った
巧くんはぽけーっとしている
「ねえ、きいてる?」
「うそ、だろ…
友美ちゃんが俺を好き?」
「うそじゃないよっ!
かなり前から好きだった」
!!
え泣いてる?
巧くんの目から涙がたしかに落ちた
一粒だけだけどね
ギュッ
っ!
突然抱きしめられる
「夢みてぇ。
けどちがうんだよな」
私は抱きしめ返した
「絶対、大事にする。
だからずっと側にいて?」
声が耳に響いてなんだかこしょばい
これだけでもうなんか幸せかも
「うん。」
ずっとそばにいてあげる
一途な狼くんっ
end
お兄ちゃんの彼女さんへのプレゼントを選ぶのを手伝ってほしいってことで
お兄ちゃん、ほんとかっこいいんだよね
優しいし
あ、相談してみようかあ
「お兄ちゃん!
もし好きな子に告白されて、
けど返事いらないって言われたら
どうする?」
「なに?告白されたの?」
「う、ん。まあ」
なんか急に恥ずかしくなってきた
「そうだなぁ。
逆に告白する
両想いならなにしようが問題ないだろ」
あ、そっか
そうだよね
ちょっとタイミングがわるかったからって
言うのやめたら
いつまでも伝わらないんだ
「なんか簡単なことだったね」
「だろ?ふはっ」
なんか、人物があほらしいわ
「あれっ、友美ちゃん?」
!!
「巧くん!」
まさかの本人登場
うわ、改めて考えると伝えるって
恥ずかしい
「巧くん。話があるんだけど」
「え、なに?」
「ごめん、ここでまっててくれる?」
お兄ちゃんに一旦まっててもらって
伝えることにした
今、決心したときにいわなきゃもう言えない気がした
「あの、私ね…
巧のこと…「まって!」
また遮らた!?
「まって、振られるんてしょ?
今の人彼氏?
なかよさげだしそうだよね」
へっ?なにっ、お兄ちゃんが彼氏?
「逆にいままで迷惑だったかな
ごめん
さすがに言葉をきくのがつらいか
言わないで
邪魔してごめん」
なにっ、どうなってんの?
誤解されんだよね
なんで降ったみたいになってんの?
もう、ほんとタイミングわるい!
ちゃんと最後まできけっての!
帰って行く巧くんを追いかける
「まって!勝手に解釈すんな!
最後まで人の話をきけ!」
服をつかんで叫んだ
「えっ、友美ちゃん?」
もうぜったいまってやらないんだから
こっちからせめてやる
「私は巧くんが好きなの!
さっきのはいとこのお兄ちゃんで
いっしょにプレゼント選んでただけ!
返事は最初からOKだよ!」
言った!
言い切った
巧くんはぽけーっとしている
「ねえ、きいてる?」
「うそ、だろ…
友美ちゃんが俺を好き?」
「うそじゃないよっ!
かなり前から好きだった」
!!
え泣いてる?
巧くんの目から涙がたしかに落ちた
一粒だけだけどね
ギュッ
っ!
突然抱きしめられる
「夢みてぇ。
けどちがうんだよな」
私は抱きしめ返した
「絶対、大事にする。
だからずっと側にいて?」
声が耳に響いてなんだかこしょばい
これだけでもうなんか幸せかも
「うん。」
ずっとそばにいてあげる
一途な狼くんっ
end