私の隣は先生だけ。
テキパキと朝ごはんの用意をした。ちなみに、メニューは食パンにサラダ、スクランブルエッグ。



定番だけど、このメニューが簡単だし好きだからよく作る。



「いただきます!」



私はパンッと手を合わせた。私の声だけが響くこの空気に寂しさを感じた。



いつもと違うから、変な感じ。



「いつもと同じ料理のはずなのに、あまり美味しくない...」



私はひたすら、寂しさを忘れる為に黙々と食べた。
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