道 way
学校が見えなくなった曲がり角で葉奈が静かになりたくらんだ顔をしている


すると
あたし達の横に黒い車が止まった。


あたしは車に無理矢理押し込まれた


目が覚めると…初めてきた場所だった

ケータイがなった

「やほー★」
葉奈だ


「何?なんか恨みあんの?」

あたしは怒りが止まらない…

「別に…なんもないケドぉ ★」

この口調に腹がたつ


「あんたなんか…
あんたなんか
大っっっキライ!!!」
あたしは誰もいない殺風景のところで、怒鳴り散らして、強引にケータイの電源をきった
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